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調べてはいけない苗字とは?昔の身分との関係もご紹介

みなさんの苗字はなんでしょうか。

その苗字の人が100万人を超えるものから、全国で数人の苗字まで...日本には様々な苗字がありますよね。

しかしその中に、調べてはいけないと言われたり、いいイメージが持たれていなかったりする苗字があるのをご存知でしょうか。

その苗字を調べると呪われる、怪奇現象が起きるなどと言われています。

また、歴史的な背景やその漢字の持つ意味や響きから嫌われている苗字もあるようです。

今回はなぜ苗字の中に調べてはいけないと言われているものがあるのか、その苗字を調べるとどうなるのか、昔の身分との関係性などについて解説していきます。

あなたや、親しい方の苗字なども出てくるかもしれません。

気になる方は是非読んでみてください。

 

調べてはいけない苗字はなぜ呪いのように扱われているのか

嫌う男性

まずは調べてはいけない苗字が呪いのように扱われている、その理由を4つ紹介していきます。

神話や歴史上で良い印象がない苗字だった

苗字を日本の全ての人が持つようになったのは、明治時代になってからですが、苗字のルーツは平安時代以前からあります。

ですので、苗字によってはその人物が神話や歴史上で悪役や罪を犯したものとして取り上げられているものもあります。

そこからその苗字にいい印象がなく、呪いのように扱われているのです。

社会や文化的に嫌われてしまう

昔苗字は、身分や階級を表すものとして使われていました。

当然、身分の低い階級(えた・ひにんなど)の方が使っていた苗字もあります。

現代においてもその苗字に対して、階級の低い人のようなイメージを持っている方もいて、社会や文化的に嫌われてしまっている場合もあるようです。

都市伝説的に嫌われていた

苗字の中には読み方や使われる漢字によって、不吉だったり差別的な意味に捉えられてしまうものもあります。

そういった点から、その苗字を聞いたり、調べたりすると、呪われるといった都市伝説が広がり、嫌われてしまっているものもあるようです。

怪異にまつわる噂があり避けられてしまう

苗字によっては、その苗字を調べたことで実際に怪異現象が起きたというものもあります。

その内容の恐ろしさから、呪いのように扱われている苗字もあるようです。

苗字で身分を判別することができる

階級

先ほども述べたように昔、苗字は身分を表すものとして使われていました。

主な階級の苗字を紹介していきます。

貴族だった場合の苗字

いわゆる公家(くげ)だった方の苗字です。

武力で天皇に奉仕していた「武士」とは対照的に、儀式と文治によって天皇に奉仕していた方たちの苗字です。

例えば、古代日本のトップクラスの公家だった摂家(せっけ)の苗字でいうと、

・近衛(このえ)

・鷹司(たかつかさ)

・九条(くじょう)

などがあります。

なかなか聞きなれない苗字かもしれませんが、現代でこのような苗字の方々は先祖が公家である可能性が高いです。

他にも公家(くげ)だった方の苗字は様々あります。

気になる方は是非調べてみてください。

武士だった場合の苗字

次に、武力で天皇に奉仕していた「武士」の苗字を紹介していきます。

有名なものでいうと、戦国時代の武将からくる

・織田(おだ)

・豊臣(とよとみ)

・徳川(とくがわ)

などがありますよね。その他にも、

・武田(たけだ)

・上杉(うえすぎ)

なども武士の苗字として使われていたようです。

商人だった場合の苗字

次に、商人だった場合の苗字を紹介していきます。

江戸時代などでは公には庶民の苗字は認められていなかったようですが、

・田中(たなか)

・山田(やまだ)

といった一般的な苗字も、商人に由来することがあるようです。

また、質屋や金融業を扱っていた人は、

・戸倉(とくら)

・十倉(とくら)

などと名乗っていたようです。

農民だった場合の苗字

続いて農民だった場合の苗字を紹介していきます。

こちらも庶民なので、公には苗字が認められていない時代もあったようですが、

・小川(おがわ)

・加藤(かとう)

・増田(ますだ)

などどいった苗字が多かったようです。

比較的現代でもよく目にする馴染み深い苗字が多いですね。

専門的な職業だった場合の苗字

次に専門的な職業の方が名乗っていた苗字を紹介していきます。

例えば、

・三宅(みやけ)

という苗字の人は、屯倉、つまり朝廷の穀物倉庫を管理する仕事に就いていたと言われています。

他にも、

・加地(かじ)

は鍛冶屋で、鉄製品を製造していた可能性があります。

今回は割愛しますが、その他にも専門的な職業が由来する苗字は様々あります。

神に関わる場所や管理者だった場合の苗字

最後に神社など、神に関わる場所や管理者だった場合の苗字を紹介します。

いわゆる神官を務めていた方の苗字などがこれに当たります。

一例を挙げると、

・青木(あおき)

・阿野(あの)

・菅原(すがわら)

のような苗字があるようです。

その他にも様々な苗字が、神に関わる場所や管理者だった場合の苗字としての可能性があるようです。

とてもたくさんあるので、気になる方は是非調べてみてください。

 

調べてはいけない苗字とは

NG

ここまで歴史的な背景から苗字のルーツに触れてきましたが、次は調べてはいけない苗字について紹介していきます。

怪異現象や都市伝説的なホラーな話が苦手という方は読むのをご遠慮下さい。

怪異現象が起こると言われる「大赤見」

最初に紹介するのは、「大赤見」という苗字です。

この苗字は全国でも30名ほどしかいない、かなりレアな苗字となっています。

この苗字が怖いという話は、芸人のナナフシギ・大赤見さんご自身がYoutubeチャンネルで語られてますので、詳しく知りたい方は是非チェックしてみてください。

引用:ナナフシギ【公式】 - YouTube

大赤見さんは、中学生の時に撮影した集合写真の自分の後ろに黒いモヤのようなものが写ってしまいました。

その話を父親にすると「大赤見について調べてはならない」と教えられたそうです。

ただ、止められると逆に調べてみたくなり、ある日自分の苗字について調べてしまいました。

そこから、次から次へと大赤見さんの周辺で怪異な現象が起きます。

また、過去には父親も九死に一生を得るような経験をしていたことも分かりました。

大赤見さんの周辺で起きた怪異現象に出てきた霊の正体や、大赤見家の男子にまつわる話など様々な話が出てきます。

ただ、かなり怖い話なので苦手な方は見ない方が賢明でしょう。

読み方が不吉な「大波加」

次は読み方が不吉な「大波加」について紹介します。

これは「おはか」と読みます。

今現在全国で70名ほどの方がいらっしゃるそうです。

特にこの苗字を調べたから怪異現象が起きたとか、由来が怖いとかいったことはないようですが、読みが「お墓」と同じであることから、不吉なイメージを持たれてしまい、調べてはいけない苗字となっているようです。

アクセント次第で差別的になる「目倉」

続いて紹介する苗字は「目倉」(めくら)さんです。

この苗字は全国で北海道に10名ほどしかいらっしゃらないような珍しいものです。

特に由来が怖いとか、調べたことで何かが起きたといったことは無いようですが、イントネーションを間違えると差別的な用語になってしまうため、調べてはいけない苗字と言われています。

閻魔と読み方が同じ「円間」

次に紹介するのは「円間」(えんま)という苗字です。

閻魔様と同じ響きであることから、調べてはいけない苗字と言われることが多いようです。

ただ、こちらも実際に調べたたことで何かが起きたという情報はないようです。

全国には60人ほどいらっしゃいます。

死を連想させる「不死川」

最後に紹介するのは「不死川」(しなずがわ)という苗字です。

「死」という文字が入っていることから、死を連想させてしまうため、調べてはいけない苗字と言われているようです。

日本では10名ほどいらっしゃいます。

ただこちらも、調べたことで何か不幸な目に遭ったということも無いようですので、あまり気にしなくても良いかもしれません。

調べてはいけない苗字に関するよくある質問

質問

ここからは、調べてはいけない苗字に関するよくある質問について答えていきます。

なぜ調べてはいけないと言われるのですか?

調べたことで怪異現象が起きたといった情報や、都市伝説、あとは歴史的な背景などからいいイメージを持たれていない、などの理由から調べてはいけないと言われているようです。

ただ、そのほとんどは響きや含まれている漢字が少し怖いためといったものが多く、それほど神経質にならなくて良さそうです。

しかし、中には「大赤見」のように調べたことで実際に怪異現象に遭ったという苗字もありますので、むやみに調べるのは避けた方が無難かもしれません。

苗字で先祖の身分を知ることができるのは本当ですか?

確実な情報とは言い難いですが、先祖がその身分の可能性があったということは言えそうです。

同じ苗字でもルーツは様々ですので、苗字だけ先祖の身分を断定するのは難しいかもしれません。

気になる方は、さらに親戚の方などに聞いてみるとより確実に先祖の身分を知れるのではないでしょうか。

調べてはいけない苗字の人と出会っても問題はありませんか?

出会うことは全く問題ないでしょう。

先述したように、ほとんどの苗字が響きが怖いくらいで、本質的にその苗字に問題があるわけではなさそうです。

「調べてはいけない」と言われているだけですので、その苗字の方に会うことに関しては特に気にする必要はありません。

まとめ

苗字

今回は調べてはいけない苗字について、そういわれている理由や苗字のルーツ、実際に調べてはいけない苗字にはどんなものがあるかなどについて解説してきました。

本当に調べてはいけなさそうな苗字もありましたが、そのほとんどは響きや含まれている漢字が怖いと言ったものが多く、そこまで過剰に気にする必要はなさそうです。

ですので、そのような苗字の方に会ったからといって、あからさまに避けたりするのはやめましょう。

その方には何の問題もありません。普通に接しましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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