生きたメキシコは、メキシコで行われている残虐な殺人(処刑)の様子を公開している動画のことです。
あまりの残虐さから、閲覧者に精神的なダメージやトラウマを与える恐れがあるとして「検索してはいけない言葉ランキング」の上位に入るほどです。
今回はそんな「生きたメキシコ」の動画内容やそれを見た人の感想、そのような動画が投稿されている背景、そしてその動画を見る方法まで解説してきます。
内容的に非常にショッキングな内容となっていますので、グロテスクな表現が苦手な方はブラウザバックするか、注意を払ってお読みください。
【超閲覧注意】「生きたメキシコ」とは?内容はヤバい?
「生きたメキシコ」とは、メキシコの麻薬組織が見せしめのために世界中に公開した処刑動画のことです。
その残虐性ゆえに、精神的に耐え切れず、最後まで動画見るのは困難になる人が多いです。
麻薬組織同士や、麻薬組織を取り締まる政府の間で今も起こっている抗争が関係していると言われています。
「生きたメキシコ」はひとつの動画ではなく、複数の動画のことを指します。
有名な動画は親子が処刑される動画ですが、その他の動画も含めまとめて「生きたメキシコ」と呼ばれています。
とにかくどの動画も残虐で、そういうグロテスクなものが得意な人でも、いざ見てみると非常にトラウマになる可能性が高いです。
興味本位などの軽い気持ちで検索するのはあまり良くないかもしれません。
ここから有名な3つの動画の内容を紹介していきます。
「生きたメキシコ」の動画内容とは?トラウマ級のグロさ!
ここから「生きたメキシコ」の中でも特に有名な3つの動画の内容を紹介していきます。
何度も言いますが、トラウマ級の非常にショッキングな内容ですので、閲覧はご注意ください。
動画の内容①:親子殺害
まず最初に紹介するのは「生きたメキシコ」の中でも最も有名な、親子殺害の動画です。
この動画はかなり衝撃的な内容で、息子の目の前で父親が殺害され、その後息子も殺害されてしまいます。
動画ではまず、屋外で父親と子供が、上裸の状態で拘束されて地面に座らされています。
その後父親の目隠しが取られ、敵組織の一員に激しい口調で責め立てられながら何度も激しく殴打されていました。
殴打後、父親の首をナイフで切断してきます。
父親は生きたまま切断されているために、声にならない悲鳴を上げていましたが、最後は目を見開いて空を見て、死んでいきました。
父親が殺害された後、敵組織の一員は息子を殺害しようとします。
必死に抵抗する息子を押さえつけ、背後からナイフで胸や背中の部分を突き刺した後、生きたまま胸の皮をナイフで剥いでいきました。
皮を剥がされると、息子の体内の肋骨や内蔵が露わになります。息子が息をすると連動して内蔵が動いているのがわかりました。
最終的に、一員は息子の心臓をえぐり出します。
その心臓を息子の遺体の上に置いて、胴体ごとナイフで突き刺して動画は終わりました。
動画の内容②:ナイフで胸を切り取る
次に紹介するのはナイフで胸を切り取られた男性の動画です。
動画ではまず、上裸の状態で男性が拘束され、踏みつけられていました。
そこから処刑人はナイフで胸に深く切り込みを入れていきます。
痛みのあまり泣き叫ぶ男性の声が聞こえてきました。
処刑人は男性の胸に四角形の切り込みを入れ、素手で皮や肉を剥ぎ取っていきます。
さらに、切り込みが足りない部分はナイフで切り込んでいき、男性の心臓が取り出されていました。
最後はその心臓を刺されて動画は終わります。
動画の内容③:生きたまま両足と両手を切断
3つ目に紹介するのは、生きたまま両手と両足を切断される男性の動画です。
この動画はまず、処刑人が下着姿の男性を拘束し、髪を掴んで上を向かせているところから始まります。
処刑人は男性を脅すように喉元にナタを突きつけていました。
その後、ナタで足首を切断し、男性の足首は辛うじて体と繋がっているような状態になりました。そして処刑人はその足首を無理やり素手で引きちぎります。
次に処刑人は男性を地面に寝かせて、右脇からノコギリのようにナタを動かし、右腕を切断しました。
同様にして反対側の腕も切断されていき、動画は終わります。
「生きたメキシコ」を見た人の感想【口コミ・評判】
「生きたメキシコ」を実際に見た人の感想を紹介していきます。
やはり見れた人でも気分を害しますし、グロテスクなものに耐性があると思っている人でも見るのはキツイようです。
軽い気持ちで動画を見ようとするのは良くないかもしれません。
見れるけど気分を害するような感じですね...
見るの2回目なんだけど慣れないや。
自分グロ耐性あるかなって思ったけどあれだけはちょっとヤバかった...
ーXより引用
「生きたメキシコ」の動画がアップされた理由とは?
何故このような残虐な動画が公開されているのでしょうか。
どうやら敵対組織の関係者だけではなく、一般市民も処刑されているようです。なんのためにこのような行為を繰り返すのでしょうか。
しかもわざわざ生きたまま処刑する様子を公開しています。
その理由について詳しく見ていきます。
理由①麻薬カルテルによる見せしめのため
理由の一つは、麻薬組織が敵対組織へ自分たちの組織の恐ろしさを見せつけるためです。
生きたまま処刑するという残虐な行為を公開することで、自分たちの組織に逆らう人が出ないようにしていると考えられます。
理由②相手組織への警告をするため
2つ目の理由として、相手組織への警告という意味合いもあるようです。
メキシコでは麻薬密輸が盛んに行われており、麻薬カルテルの活動が活発です。麻薬のビジネスは莫大な利益が得られるため、どの組織も積極的に取り入れています。
そのため敵対組織もかなり多く、政治家や警察組織も買収して従わない場合はその家族も含めて処刑してしまう場合も多々あります。
このように自分の組織に逆らえないように、警告の意味も込めて動画を公開していると考えられます。
理由③仲間の裏切り行為への牽制のため
3つ目の理由は、自分の組織の仲間への警告をするためです。
相手組織への見せしめでもありますが、自分の組織を裏切るとこのような残虐な目に遭うという牽制の意味合いもあると考えられます。
残虐な動画を見せることで、裏切った場合は同じように処刑すると間接的に他の仲間を脅しているのでしょう。
麻薬組織がまとまっているのは、目標達成や組織の関係性などではなく、このような恐怖政治によるものと考えられます。
「生きたメキシコ」のような残虐な殺害が起こるのはなぜ?
ではなぜメキシコではこのような残虐な殺害が起こっているのでしょうか。
昔は規模の大きい組織が小さい組織をまとめ上げて、ある程度組織同士はまとまっていたようです。
しかし、ある出来事をきっかけに現在のような状況になってしまったようです。
また現在のメキシコの治安はかなり悪く、ほとんど治安局が機能していないというのも、このような残虐な行為が起こっている原因とされています。
このような残虐な行われるに至った歴史的な背景を見ていきます。
メキシコ麻薬戦争が発端となっている
このような残虐な行為が起こるに至ったのは「メキシコ麻薬戦争」が発端とされています。
昔から麻薬カルテルは栽培する土地の奪い合いや、縄張り争いなどの事件を頻発させ、民間人の犠牲者も多く出してきました。
2006年、そのことに危機感を覚えたフェリペ・カルデロン大統領が麻薬カルテル撲滅のために、取り締まりを強化。しかし、カルテルが素直に従うわけもなく、政府対カルテルの戦争が開始されてしまいます。
戦争はエスカレートし、政府側は軍隊を動員。対する麻薬カルテルも対空ミサイルや装甲車で対抗する事態になっていきました。
沢山の犠牲者を出しましたが、多くの麻薬カルテルのメンバーが逮捕されたため、組織そのものは収縮し成果を収めることができました。
しかしこれがかえって逆効果で、大きい組織が分断され小規模の麻薬カルテルが続出したことにより、さらに組織同士の抗争が激化して警察も上手く機能しないような無法地帯になってしまいます。
このように政府との大きな戦争がきっかけで、小規模の組織が増えてしまい、組織同士の抗争が激化したことが「生きたメキシコ」の発端理由の一つとなっているというわけです。
残虐すぎる麻薬カルテルロス・セタスとは?
様々な麻薬カルテルが存在するメキシコですが、その中でメキシコだけでなく世界で最凶と言われている組織が、「ロス・セタス」です。
ロス・セタスは歴史上最も冷酷な麻薬カルテルと言われており、残虐な殺害方法からも非常に有名な組織となりました。
現在は減っていますが、組織の創設期には特殊部隊のメンバーが多く在籍していたようです。
そのため武器の扱いに長けている構成員たちが多く、訓練により他の構成員の兵力も増強され、超戦闘派の麻薬カルテルとなりました。
そんな「ロス・セタス」の最高幹部は「エリベルト・ラスカーノ」という人物で、組織の中で最も残虐性が高く、恐れられています。
彼はメキシコ軍特殊部隊の出身です。
最高幹部になると、グアテマラの軍人まで引き入れて組織を10000人もの強大なものにしていきました。
また残虐行為も有名で、相手を捕らえると頭を切り落とす、食べ物を与えず餓死させる、野生動物の餌にするなどしていたそうです。
組織の仲間にも容赦はなく、失態を犯した仲間に対して角材で数日かけて殴り殺すといった方法をとっていたといいます。
この最高幹部が、ロス・セタスを残虐な凶悪集団に変容させました。
メキシコでは2019年に殺人件数が過去最多を記録
警察が機能しなくなったメキシコでは、危険地帯がほとんど無法地帯となり、犯罪件数は麻薬戦争を機に一気に増加します。
結果、2019年の殺人件数が36,690人となり過去最多となりました。
非常に殺人が多い状況で、その中で「生きたメキシコ」のようなより残虐な殺人も行われています。
現在も警察は機能しておらず、警察官と麻薬組織との癒着が続いているようです。
【URLあり】「生きたメキシコ」を見る方法は?
生きたメキシコは検索エンジンで「生きたメキシコ」などと検索すれば見ることができます。
一例として以下のYahoo知恵袋に載っているURLから視聴することができます。
生きたメキシコってどうやってみるんですか? - Yahoo!知恵袋
ただし、何度も言っていますが非常にグロテスクな内容ですので、見るのは自己責任でお願いします。
「生きたメキシコ」に関するよくある質問
ここからは「生きたメキシコ」に関するよくある質問に答えていきます。
「生きたメキシコ」の視聴はウィルス感染の可能性がある?
「生きたメキシコ」を視聴するとウィルスに感染するという噂がありますが、実際はどうなんでしょうか。
色々と調べてみましたが、結論から言うと、「生きたメキシコ」を視聴してもウィルスに感染することはなさそうです。
ただし、動画に辿り着くまでに広告などで、違う違法サイト等に飛ばされる可能性はありますので、闇雲にクリックするのはやめておきましょう。
「生きたメキシコ」の「生きた」の意味は?
「生きたメキシコ」は読んで字のごとく、被害者が「生きた」まま処刑されることからその名がつけられました。
殺すだけならばもっと色んな方法がありますが、出来るだけ生きたまま、被害者を苦しませながら殺していくその残虐さから、「生きたメキシコ」は有名になっています。
「生きたメキシコ」まとめ
いかがでしょうか。
麻薬組織同士の抗争による、見せしめのための残虐すぎる処刑動画「生きたメキシコ」について紹介してきました。
ここまで読んで興味の沸いた方もいらっしゃるかもしれませんが、やはり検索することはオススメしません。
そのショッキングすぎる内容から見たことを後悔する人が後を絶ちません。
また、「生きたメキシコ」を視聴すること自体ではウィルスに感染はしないかもしれませんが、その動画に辿り着くまでに他のサイトに誘導され、ウィルスに感染するリスクもあります。
それでもどうしても視聴したいという方は、様々なリスクを踏まえ、覚悟の上で検索してください。
最後までお読みいただきありがとうございました。